診療案内

安心・安全に受診していただくために

人間の身体はその時その時で変わるものです。当院では、慢性疾患でも何年も同じ薬を飲み続けることは、人間の生物学的なバイオリズムには必ずしも合っていないのではないかと考えています。以前合っていた薬でも、年齢を重ねて身体のほうが変わっていくと合わなくなるので、見直すことが必要です。

そこで、診察が一番大事なポイントになってきます。当院では、診察にはお一人お一人ある程度時間をかけるようにして、患者様のお話に耳を傾けながら様子を観察させていただき、病気の兆候をつかむようにしております。

当院では、風邪(鼻づまり、鼻やのどの粘膜の乾燥、くしゃみ、鼻水、のどが痛む、せきが出るなどの諸症状)、インフルエンザ、肺炎、貧血など、内科一般の病気すべてに対応しております。

風邪とは

風邪とは、鼻づまり、鼻やのどの粘膜の乾燥、くしゃみ、鼻水、のどが痛む、せきが出るなどの症状のことです。

風邪をひくと、鼻からのどまでの上気道を中心とする部分にウイルスや細菌が感染して、急激に炎症が起こります。実際には、気管や気管支などの下気道にも炎症が広がっていくことも少なくありません。

原因になる病原体はたくさんありますが、そのうち80~90%は200種類以上もあるウイルスが原因となっています。風邪は、疲労やストレス、睡眠不足、栄養バランスの偏り、寒さ、乾燥などの要因が重なると発症しやすくなることが知られています。

鉄欠乏性貧血とは

鉄欠乏性貧血は、鉄が不足するために起こる症状で、貧血の中でいちばん多い病気であるといわれています。この症状は圧倒的に女性に多く見られるもので、日本では成人女性の約5~10%がこの病気だといわれています。

原因は、鉄分の摂取不足または体内での需要増大、体外に排出される鉄分量の増加などです。思春期や成長期には身体が大きくなるため血液量も増え、鉄分の需要が増えます。女性にはダイエットをされる方も多いですが、ダイエットを続けることで鉄の欠乏を起こすことがあるので注意が必要です。

消化器内科では、胃や食道、肝臓、胆道、すい臓、小腸、大腸の病気を診断・治療しております。

急性胃炎と慢性胃炎

消化器の病気の中でよく見られるもののひとつが、急性胃炎です。これは、胃壁の粘膜に急性の炎症やただれが起こり、腹痛などが起こるものです。

これに対し、胃の粘膜に見られる慢性の炎症を慢性胃炎といいます。これは、症状はあっても腫瘍やガンなど特別な病気のない胃の炎症のことを指します。この病気には固有の症状がないのが特徴で、ほとんどの人がかかったことがあるといわれるほど多い病気です。

胃炎の起こる原因は急性胃炎・慢性胃炎ともに様々ですが、年齢を重ねるにつれて多く見られる傾向があるため、胃炎は一種の加齢現象ともいわれています。また不規則な食事や不摂生をしている人にもよく見られます。

当院では経鼻内視鏡・経口内視鏡・大腸内視鏡の3種類の内視鏡をご用意しております。
経鼻内視鏡・経口内視鏡は上部消化器(主に食道と胃)、大腸内視鏡は大腸の状態を見るものです。

胃腸の調子が普段と違う、不調がある、内視鏡検査を受けたことがないという方は、ぜひ一度当院で検査を受けて見られることをおすすめします。

最新の内視鏡システムを導入

当院ではオリンパス社製の最新の内視鏡システムを導入しております。また、患者様が苦しくならないように、炭酸ガスを使ったシステムと静脈麻酔を使用して、苦痛の少ない内視鏡検査を行なっておりますので、初めてまた内視鏡消毒装置を使い、徹底的な衛生管理を行なっておりますので、患者様には安心して検査を受けていただくことができます。

当院では、超音波の専門医による超音波(エコー)検査を行なっております。

超音波専門医による超音波(エコー)検査

胃腸は内視鏡でも診られますが、肝臓や胆のう、すい臓などの病気が見つけられるのは超音波(エコー)検査のみです。胃腸に症状が出ているといっても胃腸に異常が見つからない場合がありますが、エコー検査で調べてみると肝臓や胆のう、すい臓などの臓器に病気が見つかるケースが少なくありません。生活習慣病のある方や胃腸の調子が気になる方は、エコー検査を受けられることをおすすめします。

超音波(エコー)検査とは

超音波とは、人間の耳には聞こえない高い周波数の音波のことです。超音波(エコー)検査とは、超音波を対象物に当てて、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を調査することのできる画像検査法のひとつです。

腫瘍やポリープ、結石などは正常な組織と組成が異なっているため、正常な組織との境界がくっきり映し出されます。医師は超音波の画像の中からそれらを見つけ出して、異常が生じていると判断するのです。

検査では、患者様と一緒に画像を見ながら、現在の状態について医師がきちんと説明いたしますので、安心して検査を受けていただくことができます。

超音波(エコー)検査でわかる病気とは

超音波(エコー)検査では、腹部を見る場合と頸部を見る場合があり、以下のような病気を見つけることができます。

腹部

肝臓・胆のう・すい臓・前立腺・腎臓・ぼうこうなどを見ます。
見つけられる病気:肝硬変、肝腫瘤、胆石、腹部大動脈瘤、すい臓がんなど

頸部

頸動脈や甲状腺を見ます。
見つけられる病気:動脈硬化、甲状腺腫瘍

より詳しく検査をする必要が生じた場合は、当院が提携している大学病院などでCTやMRIを撮ることをおすすめしております。予約はすべて当院でお取りすることができるので安心です。

ご相談はお気軽に

お体に違和感を感じたら医療法人社団翠恵会ふじさき内科クリニックまで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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