患者様の安全や安心を最大限考慮した内視鏡施設
内視鏡施設は2階にあり、院内のエレベータを使って1階待合室より移動できます。内視鏡室の検査ベッドはストレッチャーとなっており、検査後、起き上がって歩くことなく横になったまま回復室に移動できます。
内視鏡室へ
内視鏡施設は2階にあります。院内のエレベータを使って1階待合室より移動できます。
前処置室
大腸内視鏡検査を行う際、前処置として検査前に下剤(腸洗浄液)を内服していただきますが、当院では専用の前処置室があります。液晶TV付きのリクライニングシートでくつろぎながらリラックスして下剤をお飲みいただけます。専用の化粧室、更衣室、トイレも完備しております。
内視鏡室
当院ではオリンパス社製の最新の内視鏡システム(EVIS LUCERA ELITE)を導入しております。炭酸ガスを使った送気システムと鎮痛剤や鎮静剤を使用することで苦痛のより少ない内視鏡検査をうけていただくことができます。
安心、安全な検査のために、内視鏡室、回復室ではベッドサイドモニタ(生命監視装置)を装着していただいております。
また内視鏡消毒装置を使い徹底的な衛生管理を行っております。
リカバリールーム
内視鏡検査後はしばらく回復室(リカバリールーム)で休んでいただきます。
内視鏡検査時のベッドで移動しますので、患者様は起き上がって歩くことなく横になったまま回復室に移動できます。患者様の身体に負担をかけません。
経鼻内視鏡・経口内視鏡
当院では、上部消化管の検査を行なうために、経鼻内視鏡と経口内視鏡の2つを用意しております。患者さまの希望に合わせて選んでいただくことが可能です。
経鼻内視鏡とは
経鼻内視鏡検査は、直径わずか5mmほどの極細の胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。口から挿入する経口内視鏡とは違って、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じることがありません。
この内視鏡は鼻から入れるため、口を自由に動かすことができ、検査中に医師と会話することも可能です。また、麻酔に用いる薬が少量なので身体にかかる負担も少なく、検査終了後30~60分ほどで食事や運転をすることができます。
経口内視鏡とは
経口内視鏡とは、口から内視鏡を挿入して食道や胃、十二指腸を調べる検査で、ポリープ切除などの処置・手術をしたりするときにも使われるものです。
内視鏡検査を受けたことがない方からすれば「経口内視鏡は苦しいもの」というイメージを持ってしまいがちですが、当院では苦しくならないような薬を使うことで、楽に受けていただくことができるようになっています。
検査を受けるにあたっての注意事項
- 前日の21時以降、食事をお控えください(水はOK)。
- 当日の朝も、水のみOKです。
- 検査後に、薬の影響でのどが渇く、足元がふらつくといった症状が出た場合は、回復室でゆっくり休み、症状が落ち着いてから帰宅してください。
経鼻内視鏡・経口内視鏡検査の流れ
1消泡剤を飲む
まずは胃の中を綺麗にするために消泡剤という薬を飲んで頂きます。
2のどに麻酔をする
麻酔薬をお渡ししますのでお飲みください。
(鼻から差し込む経鼻の場合は麻酔薬を鼻に入れていきます。)
3検査室に移動し、内視鏡を挿入
リラックスした状態でベッドに横になっていただき、ゆっくりと内視鏡を挿入していきます。
希望される方には、鎮静剤を使用して眠っている間に検査をしたり、鎮痛剤を使用してぼーっとした状態の間に検査をすることもできますので、お気軽にご相談ください。
4
医師がモニターを確認しながら食道、胃を中心に観察をしていきます。
4モニターを観察
医師がモニターを確認しながら食道、胃を中心に観察をしていきます。
5検査終了後、回復室へ
検査が終了したら、同じフロアにある回復室で、しばらくお休みいただいた後にご帰宅いただきます。検査結果の概要は当日お知らせします。
大腸内視鏡
大腸内視鏡検査は、その名の通り大腸の中を見るためのものです。近年、大腸ガンになる人の割合が増えていますが、早期に発見して早期に治療を行なうためにも、定期的に大腸内視鏡検査を受けましょう。
大腸内視鏡とは
大腸内視鏡検査は、腸管洗浄薬(腸をきれいにする薬)を服用し、腸内をきれいにした後、肛門から内視鏡を入れて大腸内を直接観察し、大腸ガン・大腸ポリープ・炎症性疾患などの病気を見つけ、診断を行なうものです。
検査中に病変が発見された場合、腫瘍性のものや早期ガンであれば、その場で切除を行なう事も可能です。最近はスコープの硬さを手動で変えられるものになり、よりスムーズな挿入ができるようになりました。
検査を受けるにあたっての注意事項
- 大腸をきれいにする必要があるため、前日は検査食を召し上がっていただきます。検査食は朝昼晩のタイプのものや、昼夜だけのタイプもございますので、スタッフまでお申し付けください。
- 前日の夕食は早めにとるようにしましょう。
- 当日の飲食は、検査前と検査後1時間以内は禁止です。(水はOK)
- 検査前後の車の運転は禁止です。
- 入浴はシャワー程度にとどめておきましょう。
- 便に少量の血が混じる場合があります。
大腸内視鏡検査の流れ
1前処置
大腸内視鏡検査を行なう前に、前処置室で検査前の準備をしていただきます。リラックスした環境で下剤を飲むことができます。前処置の状態には個人差があるため、検査に適した状態であるかどうか、看護師が便の性状を適宜チェックして、スムーズに検査を行なえるようにします。
1前処置
大腸内視鏡検査を行なう前に、前処置室で検査前の準備をしていただきます。リラックスした環境で下剤を飲むことができます。前処置の状態には個人差があるため、検査に適した状態であるかどうか、看護師が便の性状を適宜チェックして、スムーズに検査を行なえるようにします。
2注射
痛み止めと腸の動きをゆっくりにする薬の注射を打ちます。
3内視鏡を挿入
肛門から内視鏡をゆっくりと挿入していきます。どうぞリラックスしながら受けてください。
4モニターを観察
医師がモニターを確認しながら腸内を隅々まで観察をしていきます。
ポリープが見つかった場合は、その場で切除することがございます。
5検査終了後、回復室へ
検査が終了したら、同じフロアにある回復室で、しばらくお休みいただいた後にご帰宅いただきます。検査結果の概要は当日お知らせします。
5検査終了後、回復室へ
検査が終了したら、同じフロアにある回復室で、しばらくお休みいただいた後にご帰宅いただきます。検査結果の概略は当日お知らせ致します。
4
医師がモニターを確認しながら腸内を隅々まで観察をしていきます。
ポリープが見つかった場合は、その場で切除することがございます。